「森に眠る魚」

朝は体調も良くてスッキリしていたのに、ちょっとしたことで旦那と喧嘩。
前々からやめてほしいと言っていること・・・でも旦那は無理と言い、平行線のまま同じことを繰り返してます。
で、私の機嫌が悪くなる。
今日はむしょうに腹が立って怒りがおさまらず、久々に物に当たってしまった。
ガシガシと物を床に投げつける。といっても壊れないもの、傷つかないものを選んでるところが我ながら笑えますが。
でも！間違ってつい愛用のブックライト投げてしまった。
その瞬間「しまった！」・・・でももう遅い。落ち込み～。

ホントなんだか嫌になってしまったので、部屋にこもってふて寝。
傍にあった本が「森に眠る魚」（角田光代著）。
最初の方読んで、登場人物が多いのでなかなか進まずそのままになっていた。
なので続きを読んでみたらハマってしまいました。
勢いで最後まで読んでしまったけど、おもしろかった！
ママ友関係がネガティブに変化していくストーリーなのですが、この著者、女性の微妙な心理描写が上手い。
途中、その見事さにぞっとする気分でした。才能のある作家さんなんだなー。
その過程の葛藤が「分かる！」と思ったり、「でも行き過ぎじゃない！？」と思ったり。
いろいろと気づかされた作品でした。

本を読みふけっていたらいい時間になり、夜ごはんは準備するかと階下へ行ったら既に旦那が準備してました。
といってもごはん炊いて、あるものちょっと並べたくらい。
ですが普段何もしない旦那にしたら、それだけでもすごいこと。
機嫌をとってきたので私も軟化して、トゲトゲした空気はひとまずおさまりましたが・・・
いつもこの繰り返しです。